後回しにしないで!新築の庭づくりで失敗しないためのポイント
2019年11月15日新築においては住居をどうするのかということについては十分に考えるとは思いますが、庭のことについては蔑ろにしがちなところがあります。出来ることであれば、庭も家の一部ということだと認識した上で、家族全体でどのような庭にするのかを考えた方がいいです。
考える観点として、地面の種類をどうするのかということがあります。新築においては地面の種類によって具体的な管理方法や見え方が大きく変わりますので、どうするのかをイメージできればいいでしょう。1種類にしてしまうのではなく、複数の種類を組み合わせるという方法でも構いません。
具体的な地面の種類で考えられることは、土や芝生、砂利、コンクリートなどがあります。土であれば家庭菜園などがしやすいですので、そういうものに憧れている人にとってはよいですが、草刈りなどをする必要がありますし、雨の日であればぬかるむこともある点に注意します。芝生であれば子供と一緒に遊ばせたりすることができますし、雑草が生えにくい点でメリットが高いですが、管理するコストがとても高くなる点に気を付ける必要があるということです。もっと管理コストを下げるならば人工芝を考えるのもいいでしょう。
砂利は歩くと音がするために防犯対策に役に立ちます。しかし、雑草対策を要しますし、砂利を継ぎ足す必要があるということです。コンクリートは敷き詰めるのにお金がかかりますが、手入れがさほど必要にならない点でメリットが大きいです。殺風景になりがちですが、デザインを工夫すればとてもおしゃれに見えることもあります。
庭をどうするのかというのは、人が歩く動線を決めてからのほうが決めやすいです。動線とは庭の中で人がどのように歩くのかということを決めることです。動線を分かりやすくするために、道をあらかじめ示すという方法もあります。動線を決めてから庭に何を配置するのかということが決めやすくなりますので、動線という観点もあることを知っておいてください。
外観上どのようにして庭を綺麗に見せるのかということには注力するかもしれませんが、庭を通じてどのようにして家の防犯を考えるのかということも注力すべきです。プライバシーを守るためにもどのようにして外観を整えるのかを考えてください。フェンスをどうするのかということやどこに樹木を植えるのかということ、プライバシーを考えた上で動線をどうするのかということなどが重要な観点に該当します。