光熱費を抑えた家を建てるなら知っておこう!ZEHのこと
2019年12月02日最近注目を浴びているワードとしてZEH(ゼッチ)と呼ばれるものがあります。これは省エネ住宅のことを言い、省エネによって光熱費を下げるということだけでなく、太陽光発電のような創エネも図ることを目的としています。ZEHとして認められれば補助金がもらえるわけですので、多少建築費がかかったとしても、こういう住宅を目指すことに意味があるということです。
ZEHの特徴として挙げられるのが、何といっても光熱費が安くなることが挙げられます。今までの住宅であれば冷暖房や給湯、照明などに光熱費がかかるわけですが、光熱費を少しでも下げるように断熱性能を高める建材を使用したり、省エネタイプのエアコンやLED照明などを用いたり、太陽光発電システムを導入したりすることになります。光熱費を抑えることができるということは何よりもメリットです。太陽光発電のような再生可能エネルギーを導入することにより、電力会社に対して売電することもできますので、エネルギーコストが黒字化できる上でメリットが大きいです。
ZEH化するのであれば、何よりも建築する上でのお金がかかるということがデメリットになります。しかし、これからの日本の一戸建て住宅においてはZEHが当たり前になる可能性があります。それでは建築コストが高くなるということから、ZEH補助金制度を設けているのが特徴です。建築コストがかかるのはデメリットですが、それを上回るメリットがあるのも事実ですので、よく検討してもしいところです。
ZEH化したいのであれば、ZEH補助金制度を活用したほうが少しでもお得になります。ZEH補助金制度が認められるためには、省エネ率が20%以上かつ再生エネルギーを含めた省エネ率が100%以上を満たさないといけません。ZEH補助金制度は一般家庭であれば、環境省が担当するZEH等による低炭素化促進事業に申請することになります。申請が通れば1戸に付き70万円にプラスして、1kWh単位での蓄電システム2万円(上限あり)がもらえます。
ZEH補助金制度は個人で申請をすることができずに、登録されたZEHビルダーで建築を行うことが条件です。ZEHビルダーを適切に選択して購入をしないと、補助金がもらえずに損をしてしまいます。具体的に補助金をどのようにして申請するといいのかというアドバイスは、ZEHビルダーで行ってくれますので、少しでも信頼できるところを選ぶべきです。