どっちがいい?オール電化と都市ガスのメリットとデメリット
2020年02月05日新築住宅を建てる場合には、オール電化にするか電気と都市ガスを組み合わせるのかどうか迷うことがあります。オール電化にメリットが大きいということが言えるわけですが、果たしてそうなのかというところが疑問に思うところもあるでしょう。オール電化と都市ガスのメリットとデメリットについてここで知っておくことによって、新築住宅においてどちらにするのかが選びやすくなります。
オール電化のメリットは何といってもガス代を支払う必要が無いということです。従来であれば都市ガスを使っていたところであっても電気で賄うことになりますので、その分だけ電気代は高くなりますが、ガス代の基本料金などを払う必要が無くなりますので、場合によっては月々の光熱費が安くなることがあります。オール電化にすると料金プランによっては深夜の電気代がお得になりますので、うまく活用することで光熱費の削減に繋がりやすいです。
オール電化のデメリットは、オール電化にするためのIHクッキングヒーターやエコキュートなどの設備費と工事費がかかるということです。特にエコキュートの場合は設置する場所の問題などもありますので、考慮しなければいけないことが多くなります。その他のデメリットとして電力にすべて依存するという形になりますので、停電などが起きた場合には何もできない可能性があります。停電が長引いたときには全く生活ができませんので、そこのところは注意をしなければいけません。
都市ガスのメリットは調理器具などを選ぶことなく自分が好きなものを選ぶことができるということです。IHクッキングヒーターの場合は鉄製の専用器具しか使えないわけですが、ガスコンロの場合は鉄製だけでなく様々な調理器具を使用することができます。IHクッキングヒーターは火力が弱いためにさまざまな調理方法を行うのが難しいということもあります。調理にこだわる人にとっては都市ガスを利用した方が魅力的に映ることがあるということです。
都市ガスのデメリットはガスコンロなどの火を使うことになりますので、注意を怠ると火事が起きたり、けがをしたりするということがあることです。ガスを使うたびに火事のリスクがあるということですので、小さい子供がいる家庭であれば特に注意を怠らないようにしてください。その他にも、ガスを使うということは燃料を燃やして熱を発しますので、二酸化炭素が出て空気が汚れることも十分に起こり得るということです。